サーボ3000 に関する質問と回答

 

Q.01. 事前印刷されたウェブロールは、ウェブテンションが安定せず、スローレングス(用紙長)の累積誤差が出ますが、このような用紙は使用可能ですか?

Q.02. 事前印刷するウェブは、サーボ3000が搭載されている機械で印刷しなければなりませんか?

Q.03. 第一回目の事前印刷に、サーボ3000システムを使用することは可能ですか?

Q.04.
サーボ3000 を搭載する印刷機には、何かメカニカル部分の改造が必要ですか?

Q.05. 当社の使用するウェブ基材は広範囲です。また紙厚の範囲も厚薄さまざまですが、問題ありませんか?

Q.06.
サーボ3000 ディジタルリレジスターシステムを、搭載機から他の機械へ移設することは可能ですか?

Q.07.
既存機への固定的取付けを考えていますが、当社はクレーンのような移動機器を設備していません。搭載方法をアドバイスはしてください。

Q.08.
サーボ3000 ディジタルリレジスターシステムは操作の習得は難しいですか?

Q.09.
  これはロータリーテクノロジーズの新製品ですか?

Q.10.
保証について説明してください

Q.11. 御社装置の性能に対する保証はどのように提供されますか?

Q.12.
ユーザー自身でサーボ3000 リレジスターシステムを設置可能ですか?

Q.13. 実機を見学可能ですか?

Q.14.
ロータリーテクノロジーズ社は、設置に関する資料を提供できますか?

Q.15. なぜ、今になってロータリーテクノロジーズの名を聞くのでしょうか?

Q.16.
当社はフレキソ輪転とフォーム輪転機を所有しています。 サーボ3000は両方の機械で使用可能ですか?

Q.17.
サーボ3000 は御社の競合先とどの部分が優れているのですか?


 

 


Q.事前印刷されたウェブロールは、リピート長が正確ではなく、スローレングス(用紙長)の累積誤差が出ますが、このような用紙は使用可能ですか?

A.01.
サーボ3000の制御用マイクロプロセッサーは、そのようなスローレングスエラーを消去します。 シリンダー1回転、最大10万パルスで処理するサーボ3000の制御用マイクロプロセッサーは、当該印刷リピートに対して正確な印刷見当を調整するように高速計算行ないます。 当システムは、その回転時の情報を消去して、次のシリンダー回転に対しては、毎回再計算を行ないます。 よって常に入ってくる新しい回転情報に対して処理しますので、印刷ピッチ長不良の累積誤差の影響は受けません。  return

Q.
事前印刷するウェブは、サーボ3000が搭載されている機械で印刷しなければなりませんか?

A.02.  いいえ。 サーボ3000 ディジタルリレジスターシステムは、オフライン加工の二回目通しの印刷見当に使用するよう設計されていますので、どの機械で印刷された用紙でも使用可能です。 他社で印刷された用紙を処理することも問題ありません。 どのような場合でもサーボ3000 リレジスターシステムは、恰も当システム搭載機で印刷された用紙のように取り扱って、事前印刷ウェブとの見当調整を行ないます。  return

Q.
第一回目の事前印刷に、サーボ3000システムを使用することは可能ですか?

A.03.  はい。 実際にサーボ3000 は大半の印刷機に搭載されているインフィード、スローレングス制御よりも精度高く制御します。 100%ディジタル制御+サーボモーターで構成ですので、事前印刷される用紙の印刷見当精度も向上します。 既存機のインフィード、定テンション用ドラムも使用しません。 ギアは摩耗し、同様にギアボックス内もバックラッシュが発生しますので、これを使用しないサーボ3000 は、より高レベルのテンション制御パフォーマンスを発揮します。
サーボ3000 のインフィードシリンダーは正寸よりプラスのサイズで、プラズマコートされています。 またウェブの抱き角度を最大限になるような紙パス構造の為、インフィードシリンダー上でのウェブのスリップはございません。
 return

Q. サーボ3000 を搭載する印刷機には、何かメカニカル部分の改造が必要ですか?

A.04.  いいえ。 搭載する機械は元のままです。 変更を加える箇所は、2箇所のみです。 印刷機或いはウェブ加工機に、サーボ3000 本体を取付けるブラケット取付部と、サーボ3000 リレジスターシステムへの回転信号を供給するエンコーダー取付部です。 他に電源供給は必要ですが、2つの取付がだけで、サーボ3000 は完全にプラグアンドプレイ機器です。  return


Q. 当社の使用するウェブ基材は広範囲です。また紙厚の範囲も厚薄さまざまですが、問題ありませんか?

A.05.  問題ありません。 サーボ3000 はのユーザーの多くはフィルムのようなアンサポーテド基材を使っています。 薄いフィルムからカードボードの厚紙まで対応しています。 サーボ3000 は用紙引き出しトルクエラーを起こさずに、メカニカルな駆動装置よりも素早く反応しますので、そのような基材範囲に対応可能です。  return

 

 
Q. サーボ3000 ディジタルリレジスターシステムを、搭載機から他の機械へ移設することは可能ですか?

A.06.  可能です。 取付スペースがあり、架台の準備があれば、30分程度で他の機械に移設可能です。  電源を抜き、エンコーダー本体からツールなしのクイックアダプターから信号線を外し、サーボ3000 本体を取付台から外して移設するという作業です。サーボ3000 には本体取付用の簡易着脱用アイボルトが同梱されています。 return



Q.  既存機への固定的取付けを考えていますが、当社はクレーンのような移動機器を設備していません。 アドバイスはしてください。

A.07.  確かに移動式を検討するユーザーもありますが、大半は固定的設置です。 固定設置の方が次のような可変要素を削除できます。 ① 機械によって異なるサーボ3000本体   ② エンコーダーとその取付台  ③ 移動の為の機械停止時間のロス  ④移設時間、 移動先機械の状況によって、移設に不備が発生すると、前の機械に戻す作業等が生まれ、時間が倍掛かりますし、正常な移設でも戻す場合には倍の時間ロスとなります。 当社及びユーザーの意見を聞きますと、固定式と移動式ではコストセーブ差なないといっています。
サーボ3000 を移設した場合には、オペレータは紙通しをサーボ3000 用に変更するだけで、他は今まで通りの使い方です。
移動式サーボ3000 は、作業の必要に応じて移設することが可能となることで、設備を100%有効活用する良い方式でもあります。   return


Q. サーボ3000 ディジタルリレジスターシステムは操作の習得は難しいですか?

A.08.
  いいえ。 使い方は全く簡単です。操作メニューは、イラストで一目瞭然のボタンが配置され、運転モード選択と設定数値選択のみという簡単な操作です。

最新のシリーズ3では、新機能が加えられ、操作習得とリモートメンテナンス性能が向上しました。
カスタマーインストール :当シリーズ3はユーザー自身で設置可能な構造で設計されています。スマートマシン機能とサーボトーク3を搭載すると同時に、設置と操作手順をステップバイステップで詳細に解説するビデオも同梱されます。
勿論取扱い説明書もPDF形式で提供いたします。この説明書内のビデオリックアイコンをクリックすると、ビデオの閲覧も可能です。

サーボトーク3 クラウドベースのリモート通信機能を搭載しました。当社ロータリーテクノロジーズの技術者は即座に簡単にユーザー側のサーボ3000にアクセス可能です。カメラによる検証にも対応しています。特殊なルーターは不要でインターネット接続ケーブルを差していただくだけでサーボ3000は当社を自動的に呼び出します。 数分で当社技術者がサーボ3000のメンテナンスに伺うことを同じ状況を作り出せます。

セーフティファースト:サーボ3000は完全にインターロック式カバーにパッケージされています。電気系統も全て余裕のある安全回路で構成されています。
スマートマシン化 : 搭載機と使用する基材に関わる新機能を加えたスマートマシンとなりました。シリーズ3では、自己分析ツールを搭載されています。テストモードを追加し、サーボ3000は機械全体の機能を内部で自動的に一連のサイクルを検証します。
システムステータス 操作は、一画面式多色LEDパネル上で行ない、当装置の状態をオペレータはリアルタイムで現状把握ができます。

return

Q.   これはロータリーテクノロジーズの新製品ですか?

A.09. 当社は、1976年から印刷見当調整装置を開発製作してきました。当システムはサーボ制御時代に入り当社がいち早く取り入れ熟成したウェブテンション制御機器です。
return


Q. 保証について説明してください

A.10. 
サーボ3000 は、出荷後1年間の保証付きです。 この範囲は当社製作部品、ソフトウエアのみならず、当社のOEM先提供分も含まれています。 return


Q.
御社装置の性能に対する保証はどのように提供されますか?

A.11.
 はい。  当社は当社地区代理店と通してサーボ3000 のパフォーマンスを保証いたします。 サーボ3000 リレジスターシステムが正常に稼働しない時には、状況によって引き取りも含めて、充分満足いただけるよう対応いたします。  return


Q.
 ユーザー自身でサーボ3000を設置可能ですか?

A.12.  可能ですが、当社或いは当社認定技術者が、1日の作業で教育まで完了しますので、最初の装置は全て我々が設置しています。

しかし、ご自身でも設置は可能です。 もし御社内に当社技術者の立ち入りも許されない場合には、御社技術者を当社へ派遣ください。 ご指導いたします。
. return


Q.
 実機を見学可能ですか?

A.13. 米国或いは欧州のユーザー先での見学になります。 事前に連絡いただければ、見学できるタイミングをご連絡いたします。
return
 

Q.  ロータリーテクノロジーズ社は、設置に関する資料を提供できますか?

A.14.
 はい。 設置に関する参考資料をご提供します。  return


Q.
なぜ、今になってロータリーテクノロジーズの名を聞くのでしょうか?

A.15.  今までロータリーテクノロジーズであったことを知らなかったからではないでしょうか?  当社は今まで、未だ現在もOEM出荷していましす。 機械メーカーの装置の一部として内蔵されていますので当社名は明かされていませんし、操作パネルも、そのメーカー専用に変更しています。この10年程は既存機への後付け搭載をすべく、自社機器製品として直接販売を行ないいてます。 すでにその搭載数は、270台を超えています。
UV装置、エッジガイダー、画像検査装置等と全く同じレベルの機器であるとご判断されると良いと思います。、  return


 

Q. 当社はフレキソ輪転とフォーム輪転機を所有しています。 サーボ3000は両方の機械で使用可能ですか?

A.16.  当社のサーボ3000 1台で多くのアプリケーションが可能です。 1台で、フレキソとビジネスフォーム輪転機を兼用して使う場合には、一番広い紙幅のサーボ3000 を購入していただければ、狭い幅にも対応可能です。 現行モデルは、10, 16, 20-1/2インチの3種類の紙幅を用意しています。
もちろん、ラベル印刷機、フォーム印刷機個別にサーボ3000 を搭載することは何ら問題ありません。 return

 

Q.  サーボ3000 は御社の競合先とどの部分が優れているのですか?


A.17.
 サーボ3000 のソフトウエアは全て自社のプログラマーが開発しています。 当社は長年印刷業界に従事していますが、ソフトウエアもウェブ印刷分野に特化しています。 特許申請中の自社製アルゴリズムを使用しています。

当社のサーボ3000 のハードウエア部分は毎日生産に使用することを前提に設計製作されています。 OEM経験も踏まえサイドフレーム、ベアリング、ガイドローラーそしてインフィードシリンダーとニップロールは充分な耐久性を持っています。当社装置に関わる全ての部品は要求強度を上回るレベルで製作されています。 即ち、ローラリーテクノロジーズは、コストの掛かる部材を使用することによってユーザーが満足いただける「最良システム」を提供しています。
 return