文字を、濃淡のバーのパターン組合せで、定義されたように配置された要素を認識する、シンボル技術仕様として知られているバーコーディング技術を示します。
機械読取り可能なデータ保持体としてのバーコードシンボルは、対象物の情報を含んだ販売時点(POS)での信頼性のある機械読取りの手段として生成されるべきものです。基本的な方法論は、シンボルの生成時からその後の運用における間の作業工程管理と品質保証の為にシンボル自体の品質を測定する方法として開発されました。この規格を「ISO/IEC
15416」です。
バーコードの印字品質を検査する工程を「ヴァリフィケーション(検証)」といいます。この工程には、読取り装置と、ISO/IEC
15426−1規格に基づいたバーコードであるかを判断するソフトウエアが必要です。
通常バーコードの入力装置例えばレーザー、ワンド或いはCCDスキャナーは、ISO/IEC
15426−1規格では製作されていません。よってこれらをヴェリフィケーションに使うことはできません。
ただバーコードを読んでそのデータを送るか、読めないかだけの機能で、バーコードを分析したり、例えあったにしても欠点、欠陥を分析することはできません。それ以上にそれらのバーコード読取り装置は、検証機器のように決められたキャリブレーションを行なわれていないので、ひとつのバーコードリーダーが読めたバーコードは別のでは読めない場合もあります。よってバーコードを検証しようとするのであれば、専用検証機が必要となります。
Note:
バーコードと2次元コードの印刷品質基準は、2004年に公式発布された「SO/IEC 15415:2004(E)」を参照してください。
バーコードと2次元コードの一体化した検証は、未だ完成しておりませんが、「SO/IEC 15426」として公表される予定です。
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